其の9 電話機能を利用したテクニック
さて今回のノウハウは、「電話機能を利用したテクニック」についてご紹介したいと思います。
電話機能を利用したテクニック・その(1)
個人宅へテレアポする場合に弊害になっているのが、「ナンバーデスプレー」の存在です。
電話がかかって来ると相手の電話番号が表示されるナンバーデスプレーですが、事前に架かって来た電話番号を見ることで、知り合いからの電話なのか、それともセールスの電話なのかが分かってしまいますから、当然、電話番号を見て出ないと言う方も中にはいらっしゃいます。
以前であれば誰が電話して来たのかが分かりませんでしたから、取りあえずは出てくれたのですが、今は、電話番号を選んで出る時代です。
ご存知のように、「不在件数(留守電)」が多くなるからです。
話す機会を与えて貰えないのですから、断られる以前の話しですよね。
これでは、ますますアポも取れません。
▼そこで、ナンバーデスプレーに対抗する方法です。
少しでも受話器を上げて貰えるように、ちょっとしたテクニックがありますので、その方法をご紹介したいと思います。
その方法は簡単です。
>> 2回電話するだけです。<<
「えっ、2回電話するって、どう言うこと?・・・」
と思う方もいるでしょうから、簡単に説明しましょう。
通常、電話した時に誰も出てくれないと言うのは、相手が不在なのか?それとも番号表示を見て出てくれないのかは、こちら側では分かりませんよね。
そうすると、誰も出てくれない時は、後日、日を改めて電話するのが一般的でしたが、それではいつまで経っても相手は出てくれません。
なぜなら、あなたの知らない電話番号を見て、「こんな番号知らん!」と言うことで出てくれないからです。
▼そこで、そんな出てくれない相手を電話口に出させる方法です。
↓↓↓
それは・・・
最初に電話してから“20分”経った頃合いに、もう一度電話をする。
これだけで電話に出てくれる確立がアップします。
それはなぜだか、お分かりになりますか?・・・・
相手はあなたから架かって来た電話番号を見て、様子を見ているからです。
知らないだけにちょっとは気にしますが、「まあ出なくてもいいか・・・」と言う程度で考えているんですね。
そこで、
20分位したら電話して見てください。
相手は同じ番号から2回も電話が架かって来れば、こう考えます。
「何か大事な知らせなのかな?」と・・・。
すると、2回目の電話で出てくれる確立が、何と40%以上に上がると言う傾向が出ているから驚きです。
それだけ知らない番号であっても、気になる人が多いと言うことなのでしょう。
ちなみに、この2回目に電話する場合の間隔ですが、短くても長くてもあまり効果が無いと言う検証も出ていますので、2回目に電話する場合は「20分」を目安にして見てはいかがでしょう。
効果の違いに驚くかも知れませんよ。
どうぞ、お試しください。
電話機能を利用したテクニック・その(2)
次に、電話は電話でも、
「携帯電話」で使える“ちょっとしたテクニック”をご紹介したいと思います。
すでに知っている方もいらっしゃると思いますが、仕事以外にも使えると思いますので、まだ知らない方は参考にして見てくださいね。
まずは営業の例ですが、なんらかの理由でその場から切り上げたい時ってありますよね。
たとえば、あまり気乗りしない会話が続いているので早く切り上げたいとか、あるいは次の場所に行かないと間に合わなくなるので、その場を離れるための口実が欲しい・・・と言った時に使える“ウラ技”です。
その方法とは、
携帯電話の「着信試験ダイヤル」を使った方法です。
携帯電話には“着信試験ダイヤル”と言って、正常に着信できるか試すことが出来るシステムがありますから、それを使って簡単にその場から逃げ出す口実が作れると言う訳です。
この着信試験ダイヤルは、電話会社によって操作方法は違いますが、その中でも簡単に出来るのがドコモです。
ドコモの場合は、「111」と電話するだけで、数秒後に自分の携帯電話に着信音を鳴らすことが出来ますから、電話がかかって来たフリをして出ればあやしまれることはありません。つまり、自作自演が簡単に出来ると言う訳です。
これならば、その場を抜け出すキッカケになりますから、気兼ねなく口実に使えますよね。
やり方は簡単です。
相手に気付かれないように、そっと「111」と番号を押して発信するだけです。
電話はそのままにしても自動で切れますから、自分で切る必要はありません。
そうすると、数秒後に自分の携帯電話が鳴りますから、さりげなく、
「あ、すいません、ちょっと電話ですので・・・」と言って電話を取り、いかにも相手と話をしている姿を見せながら、「すみません、急用が出来ましたのでこの辺で失礼します、」と伝えれば、気兼ねなくその場を後にすることが出来ますよね。
これならば、相手も「急ぎの用なら仕方がないか、」と思わせることが出来ますから、しこりを残さずにその場を後に出来ますし、キッカケを作るには好都合な方法と言う訳です。
なお、この方法は「111」と数字を押して電話するだけのドコモに対して、他の携帯会社では、パスワードや携帯番号を入力しなければ使えないと言うケースもありますので、「ウラ技」として使えるかどうかは定かではありませんが、でも、操作方法に慣れてくれば問題ないと思いますので、自分の携帯電話で使えるかどうか試して見てはいかがでしょう。
それに、ちょっとした遊び心にも使えますよね。
どうぞ、お試しください。
以上、電話機能を利用したテクニック、その(1)と(2)のご紹介でした。
お役に立てれば光栄です。
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