1. テレアポ職人TOP
  2. テレアポ職人の秘伝の技
  3. > 其の11 テレアポの苦手意識をイメージで解決する

テレアポ職人の秘伝の技COLUMN

大好評!新規営業に役立つノウハウが満載です。

其の11 テレアポの苦手意識をイメージで解決する

さて、今回のノウハウは、
「テレアポの苦手意識をイメージで解決する」についてお送りします。



テレアポが苦手だと言う方は、たくさんいらっしゃいます。

そもそも、テレアポが苦手な理由と言えば、いくら電話しても断られるばかりで、思うようなアポイントが取れず、プレッシャーからストレスが溜まって“辛い”・・・と言うのがありますよね。

ご存知のように、毎日のようにかかって来るセールス電話ですから、初めて電話したのにかかわらず、「その話しなら間に合ってますので」とすぐ断られてしまうと、どうやって話しを持って行けば良いのか分からない・・・と、悩んでいる方が多いのも事実です。

いくら電話をしても結果が出なければ、こんな辛い事はありませんし、挙げ句には、仕事に対する意欲も無くなり、周りから責め続けられると、辞めることばかり考えるようになる方もいらっしゃいます。

それでは仕事をしていて楽しいとも思えませんし、日々辛い日を送るだけです。
 

そこで、このような時は“イメージを替える”ことによって、テレアポに対する「苦手意識」を変えることが出来ますから、あなたも試して見てはいかがでしょうか。


▼まずは、

自分が理想とするテレアポのシーンを、頭の中に思い浮かべて下さい。



こんな感じです。

  ↓↓↓
…………………………………………………………………………………
電話をすると相手が出ます。

そして、気持ち良く挨拶から入って、相手はそれを聞いてくれます。

次に、こちらが勧める商品やサービス内容を説明すると、相手が興味を示して、どんな内容なのか聞いて来ます。

その質問に対して回答して行くことによって、次第に相手との会話がはずみ、お互いに親しみが湧くようになります。

そして、詳しく話しを聞きたいと言うことになり、会うためのアポイントを取ることが出来ます。
…………………………………………………………………………………

このような感じで、理想とするテレアポのシーンをイメージすることによって、テレアポが“楽しい、”と思えるようになるから、不思議なものです。


いかがですか、

イメージすることによって、自分の気持ちの中で“楽しく”電話をしている自分がそこにいますから、相手と話しをする時も“気持ち良く”電話をすることが出来ますし、相手に「ありがとうございます、」と「感謝の言葉」を出して、電話を切る事が出来るようになりますよね。

でも現実は、冷たく切られたり、話しを聞いてもらえないことが多いものです。


それはなぜでしょう?

実際、電話する時のあなたの“気持ち”は、どのような感じになっていますか? もしかすると、心の片隅で断られるのではないかと思いながら、電話をしていませんか? 

すると、どうでしょう。

その「マイナスイメージ」が電話口を通して、相手にも伝わってしまいますから、何となく「聞くまでも無い話しだな、」と言う雰囲気になってしまい、すぐ断られていたのです。

これが断られていた\大きな原因/だとしたら、いかがでしょう。
反対の立場に置き換えて見ると、よく分かりますよ。


▼たとえば、あなたにテレアポの電話がかかって来たとします。


あなたは受話器を通して、テレアポインターの話し口調など、微妙に伝わる雰囲気を察して、「面倒な電話だから、断ったほうがいいか、」と何となく感じ取ると、後は、もうお断りするだけです。

それと同じことなのです。

面倒な電話だな・・・とか、
ああ営業の電話か、と言ったような印象を、相手に与えている間は、アポイントを取ることは出来ません。

すべては、自分の気持ちにマイナスイメージがあるために、その想いが相手に伝わっていたからです。


それと、
電話をした際に、誰も電話に出ない時にホッとしている自分がいると要注意です。


なぜなら、
すでに電話する以前から、出ないでほしいと願っている、あるいは、電話をしてもまた断られるだろう、と“自分で追い詰めてしまう”とその感覚が相手にも“雰囲気”として、伝わってしまうからです。



▼そこで、

自分から「マイナスのイメージ」を持っていては、だめです!


あなたが勧める商品やサービスが必要か必要で無いのかは、あなたが決めることではありません、相手に聞いて見ないと分かりませんよね。

でも、今までと同じような気持ちで電話をしても、断られるのは目に見えているのですから、これからは“楽しんでテレアポする”と言う考え方で、イメージを切り替えてください。

たったそれだけのことですが、相手が受ける印象も違って来るのですから、以外と効果があるんですよ。
 
そうすれば、断りに対するストレスも、大幅に無くなりますよね。

どうぞお試し下さい。


 


付録


仕事の気づきに役立つ内容をお送りしたいと思います。


▽今回ご紹介するのは、米国のダイレクトマーケティング界では著名なダン・S・ケネディが執筆した本です。

『究極のマーケティングプランシンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル』 

この中から、サービス業の極めとなる事例をご紹介しますので、ご自身の仕事に役立てて見てはいかがでしょうか、

では、ご覧下さい。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


[P180より抜粋]

モントリオールのロードベリホテルの隣に駐車場がある。
料金はそのホテル宿泊客なら日極め、その辺りで用事があるなら時間極めだ。

舗装されておらず、狭いオンボロ小屋に係員数人が座って待機し、クギで吊した安物のAMラジオを聴いている。
冬は震えながら暖房機に手をかざして暖め、雨の日は客が途切れた間に急いで乾かし、夏は汗びっしょりで、気休めは小さな扇風機のひとつだけ。

この駐車場は特に変わったところはない。
駐車さえできればそれでよし、というようなところだ。

その晩、仕事仲間と私はホテルでのセミナーを終えると、その駐車場に停めておいたレンタカーをとりに行った。おいしいレストランでも探しに出かけるつもりだったからだ。

そこの駐車場には腰掛けに座って小屋にもたれかけているTシャツを着た男がいた。典型的な「駐車場の係員」だ。
見た目は、そこら辺のどの駐車場にもいるような係員だ。

だが、人を見かけで判断してはいけない、と言うことをまざまざと思い知らせてくれる出来事がおこったのだ。

なぜかと言うと、その駐車場の係員が大企業を経営してもおかしくないと思ったからだ。

では、その係員と私の会話を紹介しよう。

     ↓↓↓
…………………………………………………………………………………
係員「お車でどちらへお出かけですか?」

私達「この辺の地理に詳しくないので、雑誌の広告で見たイタリアンレストランへ行くつもりなんだが、」

係員「そこはやめておいたほうがいいですよ。
イタリアンレストランならもっといいところが近くにいくつかありますし、歩いても行ける距離ですから。」
…………………………………………………………………………………

このような会話を15分ほど交わした後に、その係員は私達の好みをていねいに聞き、電話帳を取り出していくつかの店に電話をかけて、何時まで営業しているのか、自慢料理は何なのか、どんなワインがあるのかと言うとこまで確認してくれた。

そして最終的に数ブロック先にあるレストランに決めることが出来た。
係員は親切にも地図を描いて、道順まで細かく教えてくれたのだ。

いかがだろうか、

この係員は一日七ドルの駐車料金で、今まで泊まった一泊100ドルから200ドルするようなホテルのスタッフよりも、私達を大事に扱ってくれたのだ。

私達は係員に、ここまでていねいに親切で、愛想良く、しかも物知りであることを尋ねると、彼はこう答えてくれた。

     ↓↓↓
…………………………………………………………………………………

「これが私の仕事ですから。これが売りなんです。サービス業ですから。

ここに初めて車を停めてくれた方のお役に立てたり、その人と親しくなれたとしたら、今後この町に来る用事があった時は、私とこの駐車場のことを思い出してくれるでしょう。

ひょっとしたら、他の人にもこの駐車場を利用する様に勧めてくれるかも知れません。

その人が何度も利用してくれたなら、こちらの商売も安定します。
そうなれば、その人は私にとって、1回だけの数ドルではなく、年に100ドル以上の価値を与えてくれるかも知れません。

長い目で見れば、その人のおかげで子供1人、大学の学費一年分位は出してくれるかも知れません。
そんなお客さんがたくさんいれば、私の商売も本当にやりがいがあると言うものです。

駐車場は他にもたくさんあります。
どこだって駐車スペースは同じです。
サービスしないでどうしますか。」

…………………………………………………………………………………

他の駐車場を見回しても、これだけの意識を持って接客をしている係員はいないであろう。この係員の圧勝だ。
 
              ・ 
              ・
              ・
              ・

いかがですか、

何の取り柄も無さそうな係員が、これだけのサービスをしてくれるなら、次も利用したいと思うようになりますよね。

それがお客様に感動と感謝を与える「最高のサービス精神」ではないでしょうか、
そんな心構えを持つことが出来れば、あなたの仕事も“必ず”成功するはずです。

なぜなら、それだけの接客を受けたお客さんは、あなた以外にお願いしようと思わないからです。

どうぞ、参考にして見てください。

あなたの健闘を、お祈りいたします。

  • テレアポ職人無料30日間お試し
  • 放送作家のテレアポブログ

こちらも併せてご覧ください!クラウドサービスサスケ【リードに関するあれこれ】

1、今年はアウトバウンドで結果を出す「テレマーケティング」を見直す10のポイント

2、マーケティングと営業の潤滑油「インサイドセールス」を知るための10のステップ

3、営業マン1人でできるリードナーチャリング「見込み顧客管理」5つのポイント

4、インサイドセールスは「営業部」で運用する!営業スタッフへ伝えたい3つのメリット

5、働く時間を減らして成果を上げる!リードナーチャリングの概念を知る15のポイント

【番外編】マンガで解説!営業が実践できるリードナーチャリング「見込み客管理」とは!?

前のページへ戻る