「電話営業で使えるテレアポトーク」について、お送り致します。
電話していると「その話しなら間に合ってますので・・」と言われることって、よくありますよね。
営業マンにして見れば、「その話しならって他の営業マンと一緒にしないでくれ、」と思いたいところですが、相手側にして見れば、営業マンは営業マンとしか見ていませんから、その話しなら「間に合っているので、」としか言いようがないんですね。
では、どのようにしたら話しを聞いてもらえるように出来るのか?と言うことで、電話営業で使える「テレアポトーク」の例をご紹介したいと思います。
たとえば、あなたが保険の営業マンだったとします。
そして営業する相手先は、会社の社長です。
そして、架電リストを片手に順番に電話する訳ですが、ここでネックとなるのは最初に出る受付や事務員です。
会社には色んな営業電話がかかってくる訳ですから、そのたびに社長に取り次いでいたら仕事になりませんので、受付や事務員サイドで社長に電話をつないでも良いかどうかを判断して、「その話しなら間に合ってますので、」とお断りしているのが多い訳です。
さて、あなたらどのようにして話しを聞いてもらえるように工夫をするでしょうか?
それが分かれば苦労しないよ、とおっしゃる方も多いでしょうから、そんなあなたに電話営業で使える効果的テレアポトークをご紹介したいと思います。
では、入り方を工夫したテレアポトークをご覧ください。
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営業「こんにちは、
( )生命の( )と申しますが、
社長さん、いらっしゃいますか? 」
事務「社長ですか、
ご用件は何でしょう? 」
営業「はい、実は、
会社の売上げに貢献できるお話しがありまして、
社長様のお役に立てることが出来ればと思いまして
電話差し上げたんですね、
今、いらっしゃいますか? 」
事務「ちょっとお待ち下さい。」
社長「はい、
電話代わりましたが? 」
営業「お世話になります、
わたくし、( )生命の( )と申しまして、
会社の売上げに貢献できるお話しを
興味ある社長様にだけご紹介しているんですが、
社長さんのほうでは今の売上げで満足していらっしゃいますか? 」
社長「いやいや、
そんな満足していると言う訳ではないからね、
その売上げに貢献できる話しと言うのは
どんな内容なんですか? 」
営業「はい、
私も仕事がら、
色んな会社や店舗関係に営業で回っておりますので、
社長さんにお役に立てる情報を提供出来るかも知れませんし、
新しいお客さんを紹介出来ると思うんですね。
もしよろしければ、希望をおっしゃって頂ければ、
社長さんに見合ったお客さんを探すことも出来ると思いますが、
いかがですか、」
社長「そう言うことならこちらも助かりますね、 」
営業「わたしで良ければ今後ともお力になりたいと思います。
そこで、ご挨拶を兼ねて一度お会いしたいと思いますが、
今週でしたら○曜日と○曜日ではどちらが宜しいですか? 」
……………………………………………………………………………………
いかがですか、
このトークの特徴は、保険の話しを出さずに相手のお役に立ちたいと言う“想い”を伝えていることです。
あなたも実際に色んなところを営業で回っているでしょうから、様々な情報を仕入れることが出来ると思いますから、それを社長に紹介してあげれば良いのです。
ご存知のように、いくら良い商品であってもそれを営業するとなれば、話しも聞かずに断られることもよくあります。
ほとんどが「営業マンの話しだからとりあえず断っておくか・・・」見たいな感じで、深く考えずに断っているケースがほとんどですから、そんな相手の意識を変えるには、最初の入り方を工夫するしかありません。
それには今回のように、相手が望んでいることを切り出すことによって「あなたのお役に立てる営業マンですよ、」と言う印象を与えることがポイントになって来ます。
そうすることで自分と言う人間を知ってもらえることが出来ますし、そこまでしてくれるなら、保険の一口でも入ってあげるか、見たいなことも出来るようになるんですね。
これは、
「報恩性の法則」とも言いますが、
相手が恩を感じると、その恩を返したいと言う心理になりますから、その心理を突いた作戦と言う訳です。
つまり、相手に最初に恩を与えておけば、あとでその見返りが形として返ってくると言うことになるんですね。
保険に限らずどんな商品にも当てはまりますが、あなたが営業する時は商品を売らずに、“恩”を与えるような営業をすることで、後でその見返りが「形」として返ってくるのですから、どんどん“恩”を与えて見てはいかがでしょう、
そうすれば冷たく断られると言うことも少なくなりますし、営業していて“楽しい”と思えるようになるからです。
どうぞ、お試しください。
あなたの成功をお祈りいたします。
ではまた後ほど。
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