「自分から断わる」電話営業でアポが取れる。
テレアポで苦労するのは、一生懸命、話しをしても聞いて貰える件数が少ないと言うことですが、あなたの場合はいかがでしょう?
実際、テレアポしていると冷たく断られることが多いために、「断わられない方法があったらいいのに・・」と思うこともありますよね。
そこで、そんな冷たい断わりで落ち込んでいるあなたに、こんなトーク話法で試して見てはいかがでしょう。
それは、最初から「必要無いなら断わってください」と突き放すトークです。
今までは相手に対して期待しながら営業していたはずです。
………………………………………………………………………
・もしかすると話しを聞いてくれるかも知れない・・・
・うまくいけばアポイントが取れるかも知れない・・・
・誰か知っている人を紹介してくれるかも知れない・・・
………………………………………………………………………
このように「もしかすると・・」と言った期待を持って営業するために、断わられたときの反動が大きく、落ち込んでしまうこともありました。
そこで、そんな苦労しているテレアポトークに「断わりのトーク」を使って見てはいかがでしょう。
今までと違った反応を得ることも期待できますし、結果も付いてくるようになれば営業成績もアップしますから、試して見る価値はあると思いますよ。
まずは、今までの入り方はこんな感じでした。
▼一般家庭に電話した時の失敗トークです。(保険の例)
……………………………………………………………………
営業「こんにちは、
○○生命の○○と申しますが、
奥様でいらっしゃいますか?」
奥様「はい、何ですか?」
営業「お世話になります、
今度こちらの地域を担当することになりました
○○生命の○○と申しまして、
今度、新しい○○保険が出ましたので
皆さんにもご紹介するために電話したんですね、
2、3分ほどお時間よろしいですか?」
奥様「すいません、
保険にはもう入っているので、
また今度にしてください・・・」
営業「あ、そうですか・・・
わかりました、失礼します・・・ 」
………………………………………………………………………
いかがですか、
このような感じで簡単に断わられることも多かった思いますが、もっと話す内容を工夫できればいいのになぁ~と思っても、どうすればいいのか分からないと言うのが現状ですよね。
そこで、入り方の工夫です。
相手から断わられるのではなく、自分から切り出すことで今までの展開を変えるように仕掛けることです。
ほとんどの場合、警戒されてしまうために話しの途中で断わられてしまうのですから、その警戒心を無くす意味で自分から断わりを入れるようにすると、展開を変えることができると言う訳です。
では、どのようにトークをすればよいのか、こちらをご覧下さい。
▼断わりのトークで会話がつづくと言う例です。
……………………………………………………………………………
営業「こんにちは、
○○生命の○○と言いますが、
奥様でいらっしゃいますか?」
奥様「はい、何の用ですか?」
営業「お世話になります、
今度こちらの地域を担当することになりました
○○生命の○○と申しまして、
今度、新しい○○保険が出ましたので
皆さんにもご紹介するために電話したんですね、
もし、奥様の方で必要無いと感じましたら
この場で断わって頂いてもかまいません。
その判断は奥様にお任せしますのでご安心下さい。
では、2、3分だけ説明しますので宜しくお願いします。」
奥様「あっはい・・・」
……………………………………………………………………………
このトークのポイントを説明しましょう。
《 ポイント 》
・必要なければ断わってもいいですよと最初の段階で言っておく。
・その判断は奥さんにあるから安心ですよと意識させること。
・2、3分だけ説明するのでお願いしますと言い切ること。
この3点を相手に意識させることで、今まで以上の効果を得られることも期待できると言う訳です。
そして、ここからが「テレアポの面白いところ」です。
一旦うまくいくと相乗効果で乗りにのって行く自分が分かりますから、これほど仕事をしていて楽しいと思えるようになるからです。
今までは話しをすることさえ大変だったのが、今度は信じられないほど簡単に行くのですからビックリです。
営業でうまくいくコツは、最初の入り方がスムーズに行くかでどうかで決まると言っても過言ではありませんから、最初が肝心なのは言うまででもありません。
いかがでしょう、
あなたも「断わりのトーク」で、見込み客を増やして見ませんか。
どうぞ、今回の「断わりトーク」を自分なりにアレンジして、実際に試して見てはいかがでしょう。
あなたの健闘をお祈り致します。
次回のノウハウもご期待ください。。
では、また後ほど。
こちらも併せてご覧ください!クラウドサービスサスケ【リードに関するあれこれ】
1、今年はアウトバウンドで結果を出す「テレマーケティング」を見直す10のポイント
2、マーケティングと営業の潤滑油「インサイドセールス」を知るための10のステップ
3、営業マン1人でできるリードナーチャリング「見込み顧客管理」5つのポイント
4、インサイドセールスは「営業部」で運用する!営業スタッフへ伝えたい3つのメリット
5、働く時間を減らして成果を上げる!リードナーチャリングの概念を知る15のポイント